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腹部超音波スキルアップセミナーサムネイル

ピットホール克服
腹部超音波スキルアップセミナー
~基本臓器の描出から一歩その先へ~

講師:石川雄大先生

会場:東京

実習
獣医師向け
中級者向け

■石川先生による腹部エコー実習、最終回!

2025年の8月から始まった腹部エコー実習(全5回)ですが、早いもので今回が5回目の最終回となります。弊社内でも「いよいよ最後だね~」と話題に上がることが多く、準備などより一層の気合を感じました。
有終の美を飾る5回目腹部エコー実習、現場の雰囲気をつかめるように密着取材してきました!

■今回も富士フイルムARIETTA 650 DeepInsightの動物用超音波診断用装置を使用します

富士フイルム ARIETTA 650 DeepInsight の動物用超音波診断用装置の写真

コンパクトなボディに、先進の「DeepInsight」技術をはじめとした高画質技術を搭載!いつでも「リアル」な高画質での検査が実施可能になる装置です。

実習時の設備写真。長机の上には青い三角クッションがあり、その上にタオルが敷いてある。また、長机の先には装置が置かれている。

動物病院でよく目にする、三角クッションなどの設備も整っています。実践時の状況をイメージしやすそうだなと思いました。

■3人1チームにて実習スタート!

黒い毛のプードルが腹部エコー検査を受けている写真。腹部にプローブを当てられている

今回は1つのチームにつき3匹のワンちゃんにご協力いただきました。様々な犬種のエコーを体験しながら学べるのも、こちらの実習のポイントです。

見学していると、どうやらエコーの動かし方や十二指腸、結腸周りの臓器を見つけるのに苦戦している方が多いようでした。

石川先生曰く、常にプローブをなめらかに動かし続け、その中で臓器の輪郭を意識しながら観察することが各部位を見つけるコツだそうです。

保定されながら仰向けで参加者を見つめるジャックラッセルテリア

臓器の位置を理解して、一つひとつ確認していく中で、苦戦している様子も伺えました。ワンちゃんによって臓器の位置も違い、確認の難易度や方法が変わるので難しそうでした…!

■実習ならではの質問スピード

石川先生の写真。右手でプローブを持ち、他の参加者に保定されているダックスフンドの腹部に当てながら、左手で超音波機器のモニターを指さしている

受講者の方の「先生、教えてください」という声掛けが積極的なのも印象的でした。近い距離ですぐに答えてくれるので問題の解決がスムーズなところも実習のメリットだと思います。

石川先生が時間ギリギリまで質問に答えてくださるシーンもあり、ギモン解消の声がよく聞こえました。中には受講生同士で「ここって甲状腺じゃない?」と協力し合う場面も。

講師の石川先生が参加者と一緒にプローブを持ちつつ、レクチャーをしている写真

機械や操作のことでわからないことがあれば、富士フイルムの社員さんからもすぐにお話しを聞けるので機材の導入を悩まれている方にとっても、おすすめの実習だと思います。

■「実践を通してすごく勉強になった」という感想がほとんどでした!

超音波機器のモニターを見つめている参加者二名、一名はエコーの画像を指さしている

アンケート内の感想としては「わからないところを直接質問できるので勉強になった」「苦手意識がなくなった」というコメントがほとんどでした。

<”良かった”意見の一部はコチラ!>
・普段診ている部分なのでとてもためになった
・各臓器のエコーでの出し方が分かった、今まで出しづらかった箇所が明確になった
・普段の診療でも自信を持って超音波検査に進めるようになった
・とても分かりやすく、苦手な臓器や出したことのない臓器を取り扱ってくれた
・講師の先生との距離が近く気軽に質問ができて不明点・苦手な点への解消につながった

…一方で、「膵臓・総胆管・肝リンパ節は理解が難しかった」という難易度に関する声も。
「背側に幽門部が来ている子の抽出が難しかった」「ついていくのに必死でした」という感想も見られました。

講師の石川先生が行うデモンストレーションを見学する参加者

傍から見ていても、皆さん最初は苦戦しているように感じましたが、最後の方になると、ある程度慣れてきて自信のある顔つきになっていったように感じました。エコーをじっくり実践したり、他の方の当て方を見て、学びの多い時間になっていれば幸いです。

Life&Tailでは今後も様々な配信や実習をご案内していきます!
レポートも随時更新していくので皆様の参考になると嬉しいです。次回もお楽しみに♪

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