■様々な検査機器×モデル犬の実習でした!
早稲田駅で下車し、落ち着いた雰囲気の細道を進んでいくと、会場が見えてきました。今回使用させていただく会場は、普段中医学のセミナーを行なっている教室のようです。
少しだけ入り組んだところにある建物で、階段を上がり扉を開けた瞬間、ワンちゃんたちがお出迎え。今回はワンちゃんたちにもご協力いただき、実習に臨みました。
■たくさんの協賛企業にご協力いただきました!
株式会社エムイーテクニカ(眼圧計、双眼倒像鏡等)
興和株式会社(スリットランプ)
株式会社シード(眼底カメラ)
千寿製薬株式会社(スリットランプ、非球面レンズ、一般検査薬品等)
日本全薬工業株式会社
富士フイルムVETシステムズ株式会社(ポータブルエコー)
有限会社メイヨー(ERG)
株式会社メニワン(スリットランプ、模擬眼、眼底カメラ等)
(以上50音順)
今回の眼科セミナーでも、多くの企業様のご協力により、機器を使った充実の内容となりました。
まずは小林先生の講義からスタートし、いよいよ実践となります!
■一般検査の様子はこちら!
こちらのテーブルでは基本の眼科検査を行ないました。
眼圧を測る機器では一気に6回の測定ができるようです。しかも驚いたのが、犬・猫・うさぎ・馬のモードがあり、それぞれの種別に合わせた標準の眼圧が測定できるそう。
その他にも、アイリスベッドを使った縮瞳検査、幻惑反射検査、シルマーティアテストといった基本の検査について学んでいきました。
■スリットランプSL-17の様子はこちら!
豚眼を使用して角膜や水晶体を見ていきます。
豚眼が1つだけではなく、3つあるのが気になりました。確認したところ、正常・角膜潰瘍・前房フレアの3種類とのこと。
今回はこの豚眼をスリットランプを使い、検査します。
大きなモニターで見方を確認しつつ進めていきます。機械を触りながらじっくり試せるので、「肘をテーブルに固定した方が見やすい」など新たな発見の声が聞こえてきました。
「実際に病院で使っているけど、しっかり使いこなせている自信がなかったので勉強になった」という声も印象的でした。
■スリットランプSL-19Plusの様子はこちら!
こちらでは新商品のスリットランプが試せます。
なんとタブレットに動画を録画すると自動で静止画も保存できるので、好きな場面を切り出して見れる優れもの。かなり市場評価も高いようです。画面に映る様子も鮮明で綺麗でした。
これだけでも綺麗に見えますが、「高画質モード」にすると更に明るく、鮮明になります。
光とスリットの角度の浅さ、利き手によっての持ち方や三本線(角膜、虹彩の上下と水晶体の前面、水晶体の後面)の探し方などを、先生やメーカー担当者の方から教わりました。
■眼底検査の様子はこちら!
レンズと光を使ってワンちゃんの目を診ていきます。
筆者個人の体感ですが、こちらの検査は苦戦している人が多かったように見えました。
ですが、レンズを変えたり、先生やメーカー担当者の方からやり方を教わって、何かコツをつかんだ時には「お~」「見える見える」と、手応えを感じる反応もありました。
「目の軸と光の軸を合わせて眼底をみる」「光を先に合わせてからレンズを重ねる」「いろんな度数のレンズがあるので変えてみる」など、実際に試しながらコツを伝授してもらえる良い機会になったのではと思います。
■エコー検査の様子はこちら!
こちらのテーブルではERGとエコーの検査をしていきます。
澤田先生のお手本からスタートし、使い方や検査方法を学んで実際に試していく流れになります。
まずは角膜や経眼瞼から。眼の状態を診ていく上で、腫れがないか網膜剥離がないかなどに注目していきます。
目周りの毛が長いワンちゃんを診るときなど、皆さん苦戦されている様子でした。小林先生から直接レクチャーを受け、白内障の恐れがあるときの水晶体の特徴など、わかりやすく教えていただきました。
なにより驚いたのが機械のコンパクトさ。エコーと言えば液晶画面のついた背のある機械に、プローブもレジカウンターについているハンディくらいのサイズをイメージしていたので…!持ちやすく、スマートフォンにも連携できてとても便利だと思いました。
■気になるアンケートの結果は…?
満足度100%でした!
<感想はこちら!>
様々な機械の使い方について丁寧に教えてもらえたから
スリットランプの時間も長く1人あたりの実習時間が長かった
各項目で十分な時間を確保してあり、各メーカー様のフォローも手厚かったです。とても満足でした
犬を用いて練習できるところが実践的ですごくよかったです
普段は落ち着いて検査できないので、十分に時間がとれて検査できてよかったです
と、十分な実習時間はもちろんのこと、使う機器や内容の濃さを評価いただく感想が多かったです!
良い意見以外にも気になった感想としましては、「実習の中で最も理解が難しかった手技は何ですか?」という質問へのコメントでした。
うまくあてるのが難しかったです(眼底検査/エコー/ERG)
動く犬の眼底をみるのが難しい(眼底検査)
まだ不慣れな為。さらに慣れるための練習をしたいと思いました(眼底検査)
角度や光の幅の使い分けが難しいと感じました(SL-19plus)
総評で見ると、眼底検査・エコー・スリットランプの順で難しかったようです。
皆さん悩みながら実践されている様子が筆者の中でも印象に残っているので、納得でした。
とはいえ、実際に触って、先生やメーカーの方からレクチャーを受けつつできるようになっていく姿も見られたので、今後の検査に活かしていただけたら嬉しいです。今回はかなり盛りだくさんの内容で、レポートも書きごたえがありました!
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