■待ちに待った内視鏡セミナー!
阪本 裕美先生、坂井 学先生の内視鏡セミナー第2弾となります!
前回に引き続き、内視鏡の使用方法から腸生検までしっかり少人数で学べる内容になっています。筆者は初めて富士フイルムVETシステムズ様の先進検査センターにお邪魔させていただきました。
腸を模した設備の準備など、朝早くから手厚くご協力いただき、かなりクォリティの高い実習になるのではとワクワクです。
■まずは阪本先生の講義を受けます
最初に阪本先生より、内視鏡の基本スペックから注意点などの説明があります。内視鏡を使う前の準備や全身麻酔や浣腸など実際の手順を解説いただきました。
すぐに実習に移れるように、スコープの挿入や胃の観察方法、見ていく順番、粘膜の観察などについても確認していきます。
■2チームに分かれて実習スタート!
早速、内視鏡の基本操作から実践していきます。基本操作レクチャー用の箱にスコープを入れ、操作方法を確認します。
左手の動きだけで360度観察するコツや、確認しやすい姿勢についても教えてもらえます。十二指腸に入った際には動きがアップダウンするので、その際の内視鏡操作方法なども教えていただきました。
4人1チームの少人数かつ、阪本先生、坂井先生に見ていただきながら実践していくので、コツをつかむスピードも早かったように感じました。
1人1人の実習時間も長く、先生がチームに1人ついてくれる体制は心強いと思います。皆様、腕の動かし方や体の動かし方など教えていただいたことをすぐ実践していました。
■マーゲンモデルを使った実習はこちら!
犬の胃を模したマーゲンモデルを使い、食道から十二指腸を診ていきます。
ここでは、内視鏡を使った実際の胃の観察方法や手順について学びます。
幽門部に入ったときの動かし方のコツも教えていただきました。自分の番が来ましたら、阪本先生のデモンストレーション通りにスコープ操作をしていきます。
先生のアドバイスを直接聞きながら、操作方法を調整していく様子が印象的でした。余裕が出てきて十二指腸を数回診ている方もいました。
■盛り上がった異物摘出BOX
ビー玉、サイコロ、つまようじ、五円玉などを取る練習です。異物に合わせた様々な鉗子を使いながら2人1組で摘出を目指します。
ビー玉の時にはネット鉗子を使い、写真のようにひょいと包み込んで取ります。見ていて気持ちがよいつかみ具合でした。
メーカーの社員様もいるからこそ、「この形状だったら、バスケット鉗子よりも滑らないネット鉗子も便利ですよ~」というアドバイスをいただきました。
つまようじの摘出はかなり難しいようで、掴んでは途中で落としてしまうようなドキドキハラハラする場面も。
難易度の高い異物を取り出せたときには拍手が起こりました。最初は苦戦しつつも、すぐにコツをつかんでたくさん異物を取っていく方もいて、流石でした。
■腸生検は特に難易度が高そうでした
ここで登場したのが豚の腸。
吸引を併用して組織採取していきます。吸引をかける事で粘膜面を目の前まで引き寄せられ、しっかりと組織採取できる手法を教えて頂きました。このパートは2名1組で行ないます。
その後、採取した検体を濾紙に固定します。粘膜面が上を向く様に顕微鏡で観察しながら貼り付けていきます。
採取した組織はホルマリンに入れて採取部位を書いておきます。皆様なかなか採取に苦戦している様子。「難しいですね~」という声も聞こえてきました。
■満足度は100%でした!
なんと、参加いただいた8名全員から「満足」の評をいただきました!
<感想はこちら!>
ずっと待ち望んでいた内視鏡実習でした!本で勉強するだけではわからないことも多く、実際にモデルを使いながら練習させていただくことができて本当に勉強になりました。
座学も実習も充実していてとても勉強になりました。
半日で実践レベルにできた。疑問はすぐに聞ける環境がよかった。
少人数での実施で講師の先生方への質問を気軽に行ないやすかった。
基本的なことから丁寧に教えていただけたこと、いろいろなモデルで内視鏡にチャレンジできたこと
難しかった内容で一番多かったのは「マーゲンモデルの実習」でした。
胃内の構造を空間的に認識するのが難しい、アップやローテーションのかけ方に頭を使ったという感想をいただきました。
筆者もいろんな角度から見学させていただき、皆様の短時間での上達を感じました。今回の実習を今後の内視鏡臨床に活かしていただけたら嬉しいです。
また、今回の内視鏡セミナーはかなり人気で満席になるのも早かったです。
キャンセル待ち登録をしてくださった方も多かったので、直近でまた開催したいなと考えております。もし気になっていただけたら、今度は実際にご参加いただき、試してみてください!