■一枚の症例写真から読み解く!?
弊社のHP内“座学”のカテゴリーにある、満席のセミナー…。「一枚眼科」の存在をご存知でしょうか。
今回は、そんな謎に包まれた(?)一枚眼科の実態を探るべく、初めて参加させていただきました!まず驚いたのは講義の形式。
一人ひとりに立て名札があり、席はコの字型に配列されています。
「会議でもするのかしら」と思っていましたが、実際は和気あいあいとした雰囲気で、いつものセミナーとは一味違うスタイルでした。
■写真を見て、あなたならどう判断しますか?
こちらの写真は、受講されている先生から提供いただいた、クラミジアに感染した猫の目です。
写真を見ながら、「クラミジアの猫にはどのような選択が最適か」を、実際の診療のように考えていきます。
「私だったらこの飲み薬を処方します」「まずこの点眼を出します」など、先生方が一人ずつ具体的な対処法を答えていきます。
どうやら、全員の意見を聞いた後、小林先生の見解を聞くというのが一巡の流れのようです。眼科専門医として経験豊富な小林先生ならどうするのか、というところまで聞けるのが、この講義の大きなポイントですね。
■続々と映し出される症例写真を見ていきます
「この写真で、何か気になることはありますか?」
小林先生の問いかけをきっかけに、先生方からさまざまな意見が出てきます。
「白濁かな?」「遺伝性疾患かな?」と気になる点を挙げたり、「だったらシルマーで調べてみよう」「スリットランプで確認してみよう」と次に行う検査を考えたり。
「コーギーでおや?と思ったら、遺伝性疾患の本を見てみるのもいいですよ」といった小林先生からのアドバイスもあり、写真一枚から診断までの過程を追っていきます。
症例によっては、瞳孔膜遺残や白内障についての解説も。
「水晶体が膨化していたら、糖尿病も疑ったほうがいいかもしれません」など、写真を見ながら具体的な診断や治療についての話が続きます。
■こんな症例もあるの!?新しい視点が得られる「一枚眼科」
中には、日ごろから多くの症例を診ている先生方でも、「これはどうしたらいいんだろう?」「こんなの初めて見た!」となるような症例も。
“小林先生ならどうするのか”を聞きながら、「私はこうします」「こういう可能性もあるのでは?」と、先生方同士でも意見を出し合います。
名前の通り「一枚の写真」からここまで話が広がるのか、と感じる奥深いセミナーです。
普段の診療で「これってどう判断するんだろう?」と感じていることも、ほかの先生の考え方や専門医の見解を聞くことで、新しい視点が得られそうですね。
今回掲載している写真は一部ですが、実際に参加すると、さらに詳しく実践的な話が聞けることに驚かれると思います。
今回のセミナーレポートが、今後のセミナー参加の参考になれば嬉しいです!